
これまでの下地島遠征をまとめると...
第1次 2009年7月5日
前日の嘉手納基地イベントついでにJALのクラシックジャンボ引退ツアーイベントが行われるのを見に1日だけ行くも雷雨のち曇り。貴重ではあったが写真映りはイマイチに。
第2次 2012年7月7〜10日
下地島の訓練からJALが撤退しANAも来年以降無くなる可能性があるので晴天・南風を確実に捉えるべく4日間滞在。到着した初日午後は好条件で撮影できたが、翌日は気象条件は良かったのに機体トラブルで訓練中止。3、4日目は曇り空という4日間もいたわりには半日ぐらいしかまともに撮れず、目的は一応果たせたがもう少し、特に午前中の画が撮りたかった。
第3次 2012年8月19〜20日
前回の撮影で満足できなかったのでフルサイズ化したカメラ機材で再撮影&嘉手納にラプター見に行くついでとう大義名分で1ヶ月後に再遠征。しかし初日は8月なのにも関わらず北風、翌日は南風になったものの17エンド上空にだけ雲がかかるという嫌がらせに遭い結局満足な撮影はできず。
昨年も7月に遠征計画立てて飛行機だけ先に予約してあったが、訓練計画が発表されたらその期間に訓練が無かった...orz
来年度のANAの訓練が無いのならこれが最後になってしまうかもしれないので、本年度最後の訓練が予定されていた1月下旬に合わせてとりあえず那覇までの飛行機を早くから確保。1月の沖縄で南風になるのは過去の気象データ見ても2,3日あるかどうかで、しかも晴天となると確率はかなり低い。天候ダメそうならちょうどラプター来てるし下地島行かずに嘉手納基地だけ見てあとは自転車で本島巡りでもしようかと考えていた。
そして出発の数日前から予想天気図を見て気圧配置をチェック。すると25日が東に高気圧、北西に気圧の谷。これはもしや南風になるのでは?という期待が高まり宮古島までの飛行機と宿を確保。気圧の谷ということで天気が崩れる可能性もあり、出発前日の25日の予報も南風だけど曇りとなっていたが、経験上予報なんてあてにならん!ということで出発する。
24日は那覇空港で飛行機を乗り継いで宮古島に11時頃到着。フェリーで伊良部島へ。

前回はまだまだ繋がってなかった伊良部大橋もだいぶ完成に近づいてきたようで。橋が完成するまでに訓練が続いてると良いなぁ。

佐良浜港。ここも海の色が緑色。

伊良部島に上陸。今回は行きも帰りも乗ったのは「ゆうむつ」。橋が完成したらこうしてフェリーに乗る機会は無くなっちゃうんだろうなぁ。

下地島空港17エンドには正午過ぎに到着。フェリー乗ってる間に無線聞いてわかってはいたけど使用滑走路は35で飛行機は北向きに離陸。
それからフェリー乗って下地島17エンドについたのは正午過ぎ。フェリーで無線聞いてわかってはいたけど現地着いたら使用滑走路は35で、飛行機は島の南側から北向きにタッチアンドゴー。

今回訓練に使われていたのはボーイング737-500(JA304K)。

海保のビーチクラフトも飛来して訓練を実施。機体下面が海の色に染まるのもここならでは。

北風だと晴れててもこういう画しか撮れない。一昨年の8月を思い出すわ・・・。

風は東から徐々に南寄りに変わってきてるし、明日は朝から南風の予報が出ているから明日の訓練に期待しよう。
・・・と思っていたら訓練も終わりに近づいたところでランウェイチェンジ!

可能性があるとは思ってたけど初日からこの画が見られるとは!
この写真はシャッター速度重視でPLフィルター無しで撮ったけどやはり海の色が綺麗に出ない。このとき太陽周辺に少し雲が掛かっていたせいもあるけど。
ランウェイチェンジしてからは3パスほどして着陸し今日の737の訓練終了。

一旦宿に入ってから、夕方になってまた何かが訓練してるようだったの再度17エンドに向かったらRACのボンバルディアが訓練を行っていた。

この日は下地島泊。さしばの食堂がレストラン風にリニューアルされていた。
今回の遠征の副次目標としてこの時期見ることができる南十字星を撮影するつもりだったけど、見られるのが午前4時〜5時ぐらいという夜更かしするにも早起きするにも厳しい時間帯。
島では宿を離れると街灯が一切無いので本当に真っ暗。うっかりライトを消してスイッチの場所が見えなくなったら闇から戻れなくなりそうで恐いくらい暗い。ライトで照らされている範囲しか世界が無いような感じ。それだけに星が良く見える。

撮影場所の下見で撮ったオリオン座付近。この写真でもうっすら映ってるように空に雲がかかり始めていた。
曇り空でダメそうなのと、移動の疲れで起きられなかったので結局朝まで寝てしまった。まぁ南十字星はまた次の機会に・・・。(つづく)
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