
発端は今年1月8日に流れてきたこのニュース。
『今年のRIATにバルカン爆撃機の参加が決定』
http://www.airtattoo.com/news/2015/jan/07/our-first-aircraft-confirmation-of-the-year-is-delta
あ、バルカン見たい。
海外の航空ショーは費用はともかく長い休み取るのが難しいので今まで行くことはあまり考えてなかった。
でも今年のRIATは日本では海の日の3連休にあたる週末なので仕事の休みは金曜と火曜だけで済む。今年は大きい仕事1つ終わったばかりで7月ならまだ忙しくない可能性が高いし・・・行けるかも!
と、その日のうちにスウィンドン市内の宿を予約。サーチャージ下がる2月を待って航空券を購入、同日エアショーのチケットも購入してもう後戻り出来ない状態に。出発1ヶ月前にはパスポートを取得・・・ええ、海外自体が初めてですよ。
そしてやってきた7月17日(金)、ブリティッシュエアウェイズの羽田発直行便でロンドンへ。その日のうちにスウィンドンに移動して宿泊。18日(土)朝、スウィンドンのバスターミナルからシャトルバスに乗って会場のフェアフォード基地へ。
基地に着いてシャトルバス降りたらそこにもうバルカンの姿が!

レッドアローズが!

スペインのパトルーラ・アギラも一緒に並んでます。

シャトルバスが渋滞避けるために別ルートに迂回とかして会場到着が9時半近くになってしまったので10時からの飛行展示が始まってしまいそう。写真撮ってないで急がないと・・・。
おお、あそこに並んでるのはトーネード!

トーネードはバルカンに次いで今回見たかった機体。これも早く見ておかないとタイフーンに置き換わってしまうからねぇ。

よく見るとこの3機のトーネードはドイツ・イギリス・イタリアの3カ国空軍の機体。尾翼のスペシャルマーキングはTTTE(三国共同トーネード訓練機関)35周年を記念したもののようです。

イギリスの練習機らしい真っ黒なホーク。

隣のは尾部がグリーンになってます。

このクラスのジェット練習機は日本のT-4など世界に様々な種類あるけど、その中でもホークは低翼だからか一番格好良く見えます。
などと写真撮ってるから飛行展示が始まってしまったーーー。

トップバッターはパトルーラアギラ。先程写真撮った時、既に飛行準備してたしねぇ。
軽攻撃機スコーピオン。セスナ(テキストロン)が開発。

パトルーラアギラの使用機体はCASA C-101アビオジェット練習機。

トーネードとタイフーンが並んでる!

トーネードの方は第9飛行隊100周年。

タイフーンの方は第11飛行隊100周年と書かれてます。

この11SQのマーキングは過去ライトニングとかトーネードADVにもされてたのでよく知ってる。

・・・とついつい写真撮ってる間にもパトルーラアギラの飛行展示は進む。

スピットファイア。そして後方に見える水色の機体は・・・。

俺たちのP-1!

ショーの10日前に参加決定が発表。地上展示では過去に空自のKC-767が参加してるけど、今回は自衛隊機として初めて飛行展示にも参加すると言うことで日本だけでなく地元イギリスでも大きな話題に。

既にニムロッドが退役してしまい、後継機選定をしているイギリスへの売り込みもあるのでしょう。
それにしてもシャトルバス乗り場のあるイエローゾーンからビューイングビレッジのあるグリーンゾーンまでが遠い・・・。
アイルランド空軍のCASA CN-235。

デンマーク空軍のCL604チャレンジャー。

フィッタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

ポーランド空軍のSu-22。欧米の新鋭機が多い中でこの旧ソ製の無骨な攻撃機は一際異彩を放ってました。

飛んでるところも見たかったなぁ。
T-38?かと思ったらスペイン空軍のSF-5M。

ここにもEFとトーネードが並ぶ。こちらはイタリア空軍の。


HARMが付いてます。

この英トーネードもまたスペシャルマーキング。

などと写真撮ってるから次のベルギー空軍のF-16AMの飛行展示が始まってしまった・・・。

派手な塗装です。

ようやく今回チケットを購入したビューイングビレッジに辿りついたのは11時前。写真撮りながらなのもあって会場到着から1時間以上もかかってしまった。
(つづく)