2011年12月以来3年ぶりの皆既月食を今回も撮影。
前回は皆既食中の赤暗い月を撮るのにかなりスローシャッターになって月が動体ブレしてしまったけど、今回はカメラがD300からD800&D3Sに変わったので前回よりも感度&シャッター速度を上げられる。レンズも500mmF4DIIから500mmF4G VRに変わったのでカメラ側のブレも抑えられそう。テレコンは今回もケンコーの2xTELEPLUSPRO300。
食の始まりは18:15頃。明るいうちはD800のDXモードで撮影。
18:16 左下から欠け始める。
18:51 25分経ってだいぶ地球の影に。
19:11 明るい部分が少なくなってきたので露出を少し暗い側に合わせる。そろそろD800の限界。
19:25頃、皆既食に。ここでボディをD3Sに変更したけど高感度・低シャッター速度だとホットピクセルが現れるので、輝点と重ならないよう月を中心からずらして撮らねばならなかった。
19:28 上の方が少し明るく白っぽく、下の方になるほど暗く赤っぽく見える。
20:08 明るい部分は徐々に左のほうへ。かなり暗くなってD3Sでも厳しい。
これを最後に月が雲に隠れてしまい、皆既食の終わり(20:25)、食の終わり(21:35)までは撮影できず。
前回よりはいくらかマシには撮れたと思うけど、皆既月食を綺麗に撮るのは難しい。やはり赤道儀とか使わないと駄目なのかな。